【インドの正月】インド最大の祭り《Diwari(ディワリ)》を体験!

インドのお正月《Diwari(ディワリ)》をご存知でしょうか?

今回はインド最大のお祭りともいわれるディワリについてご紹介します!

正式には、ディワリ=ヒンドゥー教の新年のお祭りです。
今回はディワリ当日の様子をレポートします!

Diwari(ディワリ)とは?

ディワリ【Diwari】とは、ヒンドゥー教の新年を祝うお祭りのこと。
インド最大の光のお祭りでもあり、別名「光のフェスティバル」とも呼ばれています。

私たち日本人は「新年の始まり=元旦」ですが、
インドでは「新年=ヒンドゥー暦の7番目の月」のため、毎年変わります。
毎年10月末から11月初め頃に行われています。

ディワリの由来としては、以下の通り。

ヒンドゥー教の神の化身である英雄ラーマ王子が、妻を誘拐した羅刹の王・ラーバナを倒し、故郷アヨディヤに帰還したことを称える祭り。「悪に対する勝利を祝う」とされている。

2018年のディワリは11月7日(火)でした。
ちなみに、2019年のディワリは10月27日(日)です!

インドのお正月・ディワリの過ごし方

日本のお正月と同じで、家族や親戚とゆっくり過ごすのが一般的。
この日のために親戚や子供が遠くから帰省する事も。

ちなみに、この時期のフライト(インド行の便)は需要過多のため、通常より値上がりするとのこと。
最大2倍近い値上がりも…!
この時期にインドへ観光に来る方は要チェック!

実際に参加したパーティにはカナダから帰省してきたインド人も!
どの国にとっても家族で過ごすお正月は大切な意味があるんですね。

インドのお祝い料理って?

日本ではお正月といえば、年越し蕎麦におせち料理が定番ですよね。

インドの場合、基本はすべてインド料理です。
とはいえ、カレーばかりではなくサラダやスイーツなど様々な料理が用意されているのが一般的です。

お祝いの料理やおもてなし方は家庭によって違うかもしれませんが、今回は私のインド人オーナーのホームパーティの様子をご紹介します!

ディワリの飾りつけは?

インドでは家中にロウソクを灯して爆竹を鳴らしたり花火を上げるのが伝統的。
ディワリは一日中「BOON!!」と爆竹や花火の音があちらこちらで鳴り響いていました。

当日は街のいたるところで花火が鳴り響いていて、うるさくて眠れない程です(笑)

玄関にもロウソクやお花が綺麗に飾られていました。
細かな飾り付けに見てるだけでワクワク心躍ります♪

家のライトアップの様子。
どの家庭もカラフルで煌びやか。まるでクリスマスかのようにライトアップされていました!

家のいたる所には、水の上にロウソクを浮かべてオシャレに♪

ホームパーティ開始!ご自宅へ

当日はパーティ開始時間19時にご自宅へ。
インド服を着て、手土産を持って訪問します。
インド人オーナーのLawさんも綺麗なサリーを召されて、笑顔で「Welcome!」と出迎えてくれました!

私たちは開始時間ちょうどにご自宅へ行きましたが、時間になっても人が集まっていないのは”インドあるある”
皆さん、開始時間から1時間ほど遅れてぞろぞろやってきていました(笑)

まずはスイーツでおもてなし!

到着して「Welcome!!」と挨拶されると、すぐにインドのお菓子でおもてなし。
こんな風に、オーナーがカラフルなお菓子を温かく一人一人に丁寧におもてなししてくれました。

インドの代表的なお菓子「ソーンパプディ」
牛乳と砂糖を煮詰めてココナッツやピスタチオなどのナッツを入れて固めたインドのお菓子「バルフィ」など!

私たち日本人には「これはインドの伝統的なスイーツで、材料は…」とインド菓子や料理について分かりやすく説明してくれました。

インドの伝統菓子はとっても甘い!まるで砂糖の固まりのよう…。
日本の和菓子の10倍以上の甘さです…!
私は甘いのが苦手なので、一番甘さ控えめ(に見える)お菓子をセレクト!

私が選んだスイーツがこちら。味はきな粉餅のよう
日本人の口にも合う甘さ控えめスイーツで、これは美味しかった!

お祝いの料理はやっぱり「インド料理」!

歓談している間に、テーブルには溢れんばかりの豪華なインド料理が続々と!
定番のインド料理からジャレビというスイーツまで、なんと20種類近くもの料理でおもてなしをしてくれました!

並べられた料理から好きなものを各自で取っていくスタイル。
初めて見る料理も多く、「これ、何だろう?」という顔をしてると、「これは◎◎という料理で、こう食べたら美味しいわよ!」と親切に取り分けまでしてくれました。

取ってもとっても無くならない程、ボリューム―な料理の数々でした…!
ここからは実際に並べられた料理を一部紹介します!

左の揚げ物はサモサ」(中にじゃがいも等を詰めて揚げた料理)
右の料理はトマトと玉ねぎのサラダ】(レモンと塩で味付けされたサラダ)

インド料理はオイリーなものが多いので、このトマトと玉ねぎのサラダを間に挟んでお口直し!

オレンジの円形の食べ物は【Jalebi(ジャレビ)】
インドの代表的な祝い菓子です。

Jalebiは小麦粉と砂糖を混ぜて油で揚げ、シロップ漬けにした伝統菓子。
これはヘビー級の甘さ…!一口でじゅわっと甘さが口の中に…。
インド人からは大人気!(笑)

こちらは【チャナ・マサラ】というひよこ豆のカレー。
ホームメイドという事もあり、程よくスパイスが調整されていて美味しい!

こちらは【ピタ&ひよこ豆とオリーブオイルのディップ】
綺麗に飾り付けされてて、目を引くオシャレな一品。
あっさりのピタに濃厚なディップがよく合います。

このピタは日本人の口にも合う美味しさで止まらない!
ビールとも合うので、お酒がどんどん進む、進む(笑)

私がセレクトしたのはこちら!
パコラという野菜の天ぷら豆カレーなど好きなインド料理を中心にセレクト。
おススメされたスパイスを添えて♪

インドのホームパーティはとにかく自由!

今回のパーティはインド人が20人程、日本人は8名の約30名集まりました。
玄関は基本オープンで、誰でも気軽に来て楽しんでOKとのこと!

私たち日本人も、身だしなみとしてインド服(サリーやクルタ等)を着て参加しました!

写真はシェアハウスメンバー+主人とパシャリ!
オーナーをはじめ、来客のインド人みんな「綺麗なサリー!」「いい柄ね!」と褒めてくれてテンション上がります♪

いつもお世話になっているインド人オーナー。
感謝の気持ちを伝えつつ、記念にパシャリ!

最後に

楽しい時間もあっという間。
気付けば21:30を回り、ゆったり3時間ほどみんなで過ごしました。
ホストのオーナーに感謝の気持ちを伝えて最後に一枚!

インドのお正月・ディワリについてレポートしました。
いかがでしたか?

家族の枠を超えてみんなで新年の門出を祝う、温かなインドのお正月。
街全体が華やかお祝いムード
で楽しいひと時でした!

インド人が家族で楽しそうに過ごしている姿を見て微笑ましいと同時に、私も日本にいる家族が恋しくなったり…改めて家族を想う一日でもありました。

 

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