12月25日はクリスマス!
日本では今や馴染みある冬の大イベント。
「インドってクリスマスはお祝いするの?」
「インドのクリスマスってどんな感じ?」
今回はインドのクリスマス事情についてお届けします!
今回はクリスマスの由来やインドのクリスマス事情について紹介します!
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クリスマスに向け賑わっていく街の様子やオフィスでの様子を臨場感たっぷりでお届け!
インド人へインタビューもしているので、ぜひご覧くださいね♪
そもそもクリスマスとは?
クリスマスはキリスト教の創設者であるイエス・キリストの降誕祭で「誕生をお祝いする日」というのが起源。
「Christmas」は「Christ(キリスト)」と「Mass(ミサ/礼拝)」を合わせた言葉。
歴史は古く、ユリウス暦の平成にあたる354年頃である2世紀~4世紀頃から始まったと言われています。
クリスマスツリーであるモミの木は、15世紀頃からドイツの冬至のお祭りや「モミの木に住む妖精が幸せを運んでくる」という言い伝えから始まり、その後アメリカを中心にクリスマスツリーの飾りつけやイルミネーションが浸透したとのこと。
様々な国の習慣が掛け合わさり、今では日本でも賑わっているクリスマス。インドではクリスマスをどう過ごすのでしょうか?
今回はインドのクリスマスについて、Q&A形式でお答えします!
インドでクリスマスは浸透してる?
都市部を中心に浸透。ただし過去には反クリスマスの動きも
インドでは80%がヒンドゥー教徒が占めているものの、西洋(キリスト教)発祥のクリスマスは都市部を中心に浸透しています。
クリスマスが近づくにつれ、インドのモールやオフィス、ホームなど至る所でクリスマスの飾り付けが施されています。
ただし、産経ニュースの報道によると、2017年にはキリスト教徒らにより、クリスマス行事に反発する動きが相次いでいたとのこと。
ヒンズー教徒が多数を占めるインドで、キリスト教徒らによるクリスマス行事に反発する動きが相次いでいる。〈中略〉「改宗を迫っている」との告発でキリスト教の神父らが逮捕される事態に発展。北部ウッタルプラデシュ州では複数の学校に対してクリスマス行事の中止を要求する手紙が届き、「クリスマスを祝うなら自らの責任で」と脅迫めいた文言が記されていた。西部ラジャスタン州でもクリスマス行事が妨害された。モディ政権誕生以降、インド国内ではヒンズー至上主義が高まりを見せており、宗教的な摩擦が拡大ー2017年12月24日産経ニュース「インドで広がる「反クリスマス」 ヒンズー至上主義の高まりで摩擦拡大」よりー
クリスマス時期のインド、どんな感じ?
街中の至る所でクリスマスのお祝いムード!
クリスマスが始まる2週間前から、だんだん街全体がクリスマス仕様に!
特に、クリスマス1週間前から本格的に飾り付けが開始!
街中のモールで、こんな風にクリスマスツリーやカラフルなオーナメントで鮮やかにデコレーションされています。
インドの街中にあるモールの様子
日本や他国のように、インドでも都心部を中心がクリスマス一色に!
インドの都市部にあるモールでは、写真のような大きなクリスマスツリーが飾られています。
メインエリアの中心には、4メートル以上もある大きなツリーが色鮮やかなオーナメントと共に飾られていました!
いつも行くスーパーも、クリスマスの時期はこんな風に飾り付けがされています。
ギフトに絡めて可愛らしくデコレーションされていて、つい手に取ってしまいそうに!
モールによって飾りつけは様々!
こちらの写真は、グルガオンにあるレストラン街・サイバーハブの様子。
クリスマスの主役・サンタクロースの笑い声である「HO・HO・HO!」と書かれたプレートが天井に飾られています。
ギフトショップの様子
ギフトショップはプレゼントを選ぶ人たちでいっぱい!
訪れたのがクリスマスイブ前日という事もあり、ランチの時間帯はギフトを選ぶ人や選んだあと紙袋で持って帰る人達で溢れていました。
ギフトを選ぶ人たちの顔は、自然と笑顔に…♪
オフィスの様子
クリスマスの1週間。
いつも通り出勤すると、エントランスがこんな風にクリスマスをイメージした飾り付けでカラフルになっていました!
様々な宗教のスタッフがいますが、仲良くこんな風に飾り付けをして盛り上がります!
こちらはとある外資系企業のオフィス前。
赤や白を基調としたレイアウトで、スタイリッシュさを感じるおしゃれ感!
定番のツリーの床には、こんな風に白いコットンを雪のように飾っていました。
まるでホワイトクリスマスのように綺麗!
クリスマスの定番ギフトって?
恋人や家族、友人へ。アクセサリーから花束まで様々!
日本ではクリスマスの贈り物と言えばアクセサリー等が定番のひとつ。
インドでも同様に、恋人にはアクセサリーや赤いバラの花束、子供にはおもちゃなどを贈ります。
また、インドではお祝い事には手書きのメッセージカードを添えるのも定番。
愛や感謝を込めてカードにメッセージを綴ります。
こちらはクリスマス前のジュエリーショップの様子。
インドは今が結婚式シーズンという事もあり、クリスマスの時期と重なったこともあり、どのジュエリーショップも込み合っていました。
インドでクリスマスどう過ごす?
日本と同様、家族でホームパーティが一般的!
日本と同様、インドのクリスマスも家族でホームパーティをしてゆったり楽しく過ごすのが一般的!
中には恋人とまったり過ごしたり、友達とワイワイ過ごす人も。
ホームパーティではツリーやオーナメントで飾りつけをし、当日は赤いサンタの服や帽子をかぶり、クリスマス感満載!
大好きなインド料理を中心に用意し、最後にはクリスマスケーキを楽しむのだそう。
私は今年、クリスマス前の週末にインド人の友人とパーティ、24日のイブに会社のメンバーでホームパーティをしましたよ!その様子を一部シェア!
私の会社でも、写真のようにみんなでサンタの帽子や眼鏡を付けて、楽しく過ごしました。
事前にクリスマスプレゼントを用意して、プレゼント交換も。
パーティの最後には、定番のクリスマスケーキを食べて心もお腹も満腹に…♪
最後に
今回はインドのクリスマスについてお伝えしました。
いかがでしたでしょうか?
日本のように、インドのクリスマスも家族や恋人、友人とお祝いする日。
改めてクリスマスは世界共通で微笑ましい日だと感じました。
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