インドの8月15日といえば、独立記念日!
1947年のこの日、インドにとってはイギリスから独立した記念すべき日。
インドではどんな風に過ごすのでしょうか?
街の様子や当日気を付けるべきポイント等、まとめました!
愛国心の強いインド人はどのようにこの記念日を過ごすのか、解説します!
Youtubeで解説(インドの独立記念日)
臨場感あふれる動画になっているのでぜひチェックしてみてくださいね♪
インドの独立記念日とは?
インドの独立記念日は毎年8月15日に行われます。
1947年の8月15日にイギリスから独立。
同時に、パキスタンとも分離した日でもあります。
翌年1948年から独立記念日として祝われており、毎年8月15日は国民の祝日と定められています。
インド全国共通で「国民の休日」と定めているのはこの3日のみ!
◆1月26日(共和国記念日)
◆8月15日(独立記念日)
◆10月2日(ガンジー誕生日)
但し、各州や地方・宗教でそれぞれ休日が定められており、全体の休日数は日本や他国とそこまで変わらないケースがほとんど。
独立記念日が近づくにつれ、賑やかに!
ここからはインドの街の様子をお届けします!
マーケットではお祝いギフトも!
街中のスーパーやマーケットでは、お祝い用のギフトが並べられています。
定番かつ高級ギフトのナッツや、お菓子の詰め合わせなど様々。
色鮮やかな包装紙やBOXで包まれており、見ているだけで気持ち晴れやか!
ショッピングモールも独立記念日仕様に!
街中のモールでは、独立記念日の飾りつけがなされています。
モールのメイン広場では「HAPPY INDEPENDENCE DAY」と書かれたモニュメントも!
インド国旗カラーの3色で彩られていて、何とも温かな気持ちになれます。
モール全体がインド国旗の3色を基調とした飾りつけがなされています。
デザインも様々!
そして、同じモールでも毎年レイアウトが違っています。こうしたこだわりを感じる度に、インド人にとってこの独立記念日が特別な日であることをひしひしと感じますね。素敵!
オフィスもインド一色に!
企業にもよりますが、インド人が多くいるインド系企業を中心に、独立記念日を象徴してオフィスがインド一色に!
インド国旗をイメージしたオレンジ、緑、白のカラーが色鮮やか。
その様子をお届けします!
レセプションや壁には、インド国旗や風船がこんな風に散りばめられています。
「風船の角度や右左のバランスはいいか?」と真剣に飾り付けをしているインド人スタッフ達の姿も!
前日にはインド服で出勤!
当日は祝日で仕事はお休みなので、オフィスでは前日にお祝いをします。
「インド服(エスニック服)着てきてね!」と前々日にアナウンスがあり、当日はほとんどのスタッフがインド服で出勤!
皆で揃ってインド服、いつも以上に気持ちも盛り上がります!
ちょっとしたスナックパーティも!
私のオフィスでは、ランチタイムに皆で集まりスナックパーティを実施!
インドのスナック料理の定番・サモサなどを食べながら会話を楽しみました♪
他のオフィスでは、ダンスをしたり国家を歌ったりしたところもあるよう。
お祝い&楽しみ方は、様々ですね!
インド人は独立記念日、どう過ごす?
インド人の皆さんは、当日の独立記念日はどんな風に過ごすのでしょうか?
実際に、インド人に聞いてみました!
やっぱり「家族みんなで楽しく過ごす!」
ラーキー・バンダン(Rakhi Bandhan)と呼ばれる事も。
シュラヴァナ月(ヒンドゥー暦の5番目の月)の満月に行われるため、毎年日時は変わります。
インドの各市場では、男兄弟を思い、ラキ(Rakhi)と呼ばれる紐が販売されていたりします。
連休にして旅行や帰省を楽しむインド人も!
在留日本人、当日はどう過ごす?
私たち日本人はどんな風に過ごすのでしょうか?
人により様々ですが、テロなどの危険性もあるので自宅でゆっくりと過ごすという人が多い印象。
また、当日はストアやカフェは基本営業していません。
午後(夕方あたり)からオープンする店が多く、そのくらいの時間からちらほら外出する人が多いです。
私の友人は近所のヨガクラスを受講すると話していました!
独立記念日・注意すべきこと3つ
インド人にとって大切な独立記念日。
この日に注意すべきこととは?
今回は事前に注意すべき3つを紹介します!
【1】人ごみの多い場所は避けて!
インドでは、独立記念日にはパレードなどで盛り上がりますが、同時にテロが警戒されます。
独立記念日が近づくと、テロを警戒し、街中の至る所で検問や交通規制が行われています。
また、日本大使館からも「テロの可能性が高まるため、人の集まる場所には近づかないように」と注意喚起が行われます。
実際に起こる可能性は低いものの、異国の地では安全第一。
人ごみの多い場所は避け、自宅や近所でゆっくりと過ごすことをお勧めします。
テロの危険性が高いのはインド門など人ごみの多い観光地。この日(特に午前中)は近づかない事をお勧めします。
【2】外出注意!ほとんどのお店がお休み
独立記念日は、何とほぼすべてのお店がお休み!
国民の祝日はパレードへの参加や家族や友人とお祝いするためなんだとか。
お店によっては、午後や夕方からオープンするところもあるようです。
出かける予定の方は、事前にしっかりと確認する事をお勧めします。
【3】お酒NGドライデー!事前購入を
インドでは、独立記念日などの大事な祝日や選挙の当日などはドライデー(禁酒日)と設定されています。
このドライデー、年に数回設けられています。
ドライデーにはお酒の販売が禁止されており、酒の販売店は全て閉店。
また、レストランなどの飲食店でもお酒の提供はNGとなっています。
ただし、公的な場での飲酒がNGであり、自宅ではお酒を楽しんでも問題ないとのこと。
ドライデーの設定日は国民の祝日以外は毎年日時が変わるため、毎年確認する必要があります。
私はお酒大好きなので、ドライデーの前週にしっかりと事前購入しています(笑)
最後に
今回は、インドの独立記念日についてご紹介しました!
いかがでしたでしょうか?
日本で過ごす国民の休日と異なるインドの祝日の過ごし方。
インドの愛国心の強さを感じる一日となりそうですね。
インド人皆さんにとって素敵な祝日となりますように。HAPPY INDEPENDENCE DAY!
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