インドのMUJI(無印良品)へ行ってきた!気になるインド人の反応は?

シンプルでデザイン性&機能性が高い【MUJI(無印良品)】
1980年に誕生した日本を代表するブランドです。

インドには2016年に進出、現在4店舗を展開中!
今回は2017年に出店した首都・ニューデリーにあるMUJI(無印良品)へやってきました!

ちなみに、無印良品とはその名前の通り「しるしの無い良い品」という意味とのこと。単純かつシンプルなデザインだからこそ様々な人に受け入れられる自在性ある商品なんだとか!

MUJI インドでは4店舗を展開中!


現在、インドではムンバイ、バンガロール、デリー、ノイダの4店舗に展開しているMUJI(無印良品)

MUJI(無印良品)を運営する良品計画は、インド進出にあたりインド財閥のRBL社(Reliance Brands Limited)と合弁を組み、インドに出店。「日本の小売業として初出店」という事もあり、当時から今日まで非常に注目を集めています。

2016年8月にインド1号店・ムンバイ「MUJI Palladium」、同年9月に2号店・バンガロール「MUJI VR Bengaluru」。
その後は2017年4月に3号店・デリー、そして同年10月にノイダに4号店を出店しています。

2020年以降には、なんとムンバイに約1000平方メートルもの大型店舗を新設予定!
なんと、インドで展開している上記4店舗より最大級になるんだとか!

報道によると、人件費や関税コスト削減を目指し、商品の生産地を中国から東南アジアに変更しているとか。この施策で、インドでの販売価格を下げる事ができ、販売増加に繋げたい考えとのこと!今後の展開がますます楽しみですね。



広々とした店内!日本の無印良品(MUJI)そのもの

ニューデリーにあるMUJI(無印良品)は、デリーのサケットにある大型ショッピングモール「Select CITY WALK(セレクトシティウォーク)」にあります。
入口を開けた瞬間、まさに日本にあるMUJI店舗そのもの!

店内はこのような感じ。
日本のMUJIと同様に、木を基調とした作りとなっています。

デリー店舗の面積は427平方メートルと広々!
洗練された綺麗な店内で、ゆっくりと商品を見る事が出来ます。




インドでの商品数、なんと2700点以上!

インドの無印良品(MUJI)には、2,700点以上の商品が集まっています!
2017年5月の開業当初は、小物の生活雑貨を中心に約2500点という商品数でしたが、年々取り扱い商品数を増やしているとのこと。

定番の文房具やキッチン用品から衣類・寝具まで様々。
どんな商品があるのか、一部ご紹介します!

ちなみに、店員さんによると日本のMUJIでは食料品を入れて7,900商品以上もあるんだとか!スタッフのインド人は「日本に比べると商品がまだまだ少ないのでもっと商品数を増やしたい!」と活き活きと話してくれました。…素敵!

【商品①】アロマ・フレグランス

入口付近に陳列されているのは、アロマグッズ!
超音波アロマディフューザーがずらっと並べられてるのが印象的。
入ってきた瞬間、柑橘系アロマの心地よい香りがふわっと漂っています。

アロマの種類もラベンダーから柑橘系まで豊富!
入ってきたばかりのインド人も、香りに誘われ興味深く商品を手に取っていました。


【商品②】 文房具(ペン・ノート等)

無印良品(MUJI)と言えば、シンプルかつ使いやすい文房具!
インドの店舗でもノートやペン、ファイルなど購入できます。

日本のように商品が綺麗に陳列されているだけでなく、
天井からペンがおしゃれに吊るされていたりとおしゃれな空間!

写真のように、インド人のお客さん(若年層)が文房具エリアに常に集まっている様子が印象的でした!試しにペンを使ってみて、書き心地をチェック。書き心地のよさを実感していました!

【商品③】 しなやかタオル

無印良品(MUJI)の定番商品といえば、触り心地最高のしなやかタオル。
拭き心地や用途に合わせてフェイスタオルからバスタオル、そして無地タイプからボーダーまで選べます。

無印良品の商品は、日本からそのまま商品を輸入している事もあり、値札は日本語記載、裏面に英語+ルピー表記となっています。

輸入している事もあり、商品にもよりますが日本で購入する時と比べると約1.5~2倍ほどの価格帯です。



【商品④】 収納ケース

無印良品(MUJI)と言えば、シンプルでサイズ別でも統一感ある収納ボックス。
定番のポリプロピレン衣装ケースから、ラタン材の収納ボックスまで!

商品説明が書かれたポップだけでなく、時計や棚など実際の商品と合わせてレイアウトされています。
見ているだけで実際に使うイメージがわいてきます!


【商品⑤】 布団・寝具

布団・寝具コーナーはまさに部屋そのもの!
実際の部屋を連想させるようなレイアウトです。

見た瞬間「こんなレイアウトにしたい!このまま寝たい…!」と思うほど目を引く空間でした。インド人も毛布や寝具の触り心地を確かめていましたよ!


掛け布団や敷き布団などのシーツも、無地からチェック柄まで品揃え豊富!
まくらも低反発から羽根タイプまで様々。
ベットもあるので実際に横になって、どの枕が合うのか試す事も可能。

インドのまくらは少し固めが多いので、日本の柔らかにフィットする枕がインドで購入できるのは嬉しいですね!



【商品⑥】 キッチン用品

奥のコーナーにはぎっしりとキッチン用品が陳列されています。
ガラスや木で作られた食器をはじめ、
グラスや冷水筒、タッパなどの保存容器や調理小物まで一通りのキッチン用品が揃っています。

【商品⑦】 衣料品(子供~婦人服・紳士服)

デリー店で一番広々としたコーナーは衣服関連。
婦人ウェアや紳士ウェア、子供服など充実しています。

季節の変わり目という事もあり、衣服コーナーも夏用のパジャマなど一部商品がセール対象でした。

女性用のインナーや下着も勢ぞろい!
きちんとビニールに入って陳列されています。

ソックスも充実!
3足で890Rs(約1,425円)という価格帯です。


【商品⑧】 シューズ・鞄

こちらはバックコーナー。
男性用・女性用に分かれており、中には1つで3つの使い方が出来るような機能性高いバックも。
雨季の時期ということもあり、防水加工のバックも取り揃えてありました。

こちらはシューズやバック類。
スニーカーはサイズ・カラー毎に綺麗に並べられていました。

MUJI定番!オリジナルギフトが作れるコーナーも

日本のMUJIでお馴染みの「オリジナルギフトコーナー」も!
袋を購入すれば、好きなスタンプを押してオリジナルの袋を作る事が出来ます。

スタンプはアルファベット文字からHappu Birthdayなどの定番メッセージ、
「ありがとう」「寿」などの日本語スタンプや鶴や富士山など日本を象徴するものまで勢ぞろい!

せっかくなので、お子さんが1歳になるインド人パパの友人へ作りました!完成品はコチラ。
残念ながら、スタンプによってはインクがあまり出ずうっすらとなるものもありましたが(笑)なかなか味が出てるオリジナルギフトが完成しました!



気になるインド人の反応は?

日曜と日中という事もあり、店内はインド人のお客さんが常に30名以上いる状態でした。
デリー店の来店数は平日だと3~400名/日、週末の土日は700名近くとのこと。

やはり、週末は対応するスタッフ数も増やして対応しているんだとか。
レジも常に商品を購入するお客さんが並んでいました。

実際にレジで何を買ってるんだろう?と観察!ファイルボックス等の文房具を大量に購入する人もいれば、家族連れは衣服やキッチン用品を購入していました。どのお客さんもカゴから溢れそうなくらいの商品を買っているのが印象的で驚きました!

文具コーナーは常に人がいる状態でした。
ペンやスタンプが実際に試せるコーナーもあり、そこで商品を試して楽しんでいたり。
家族で楽しんでいるシーンも多く、すごく微笑ましく感じました。

衣服コーナーも人気!
実際に商品を手に取り、その場で試着する人も多かったです。
素材や色違いの有無など商品について質問する人も多く、このコーナーには特にスタッフが多くいた印象です。

素材の柔らかさに驚く人も結構いました!あまりの気持ちよさに「おお~!」と驚き、その場で実際に試着を始める人も(笑)



お店のスタッフに直撃!

インド人スタッフに直撃!
まず1人目は、衣服コーナー担当のSajidさん(22)
黄色のTシャツと爽やかな笑顔が印象的!

なぜMUJI(無印良品)で働き始めたのか聞いてみました。

日本のアニメをきっかけに日本を好きになったよ。とにかく僕は日本が好きで、日本に関連する仕事をしたかった。MUJIはまさに日本を代表する商品。実はMUJIでは2か月前から働き始めたんだけど、毎日日本を感じられて嬉しいよ!

インド人スタッフ2人目は、MUJI歴7ヶ月のAhmedさん。
MUJIのシャツをビシッと着こなしています。

商品一つ一つをきちんと理解していて、説明が丁寧で分かりやすかった彼。
「色違いで在庫が残ってないか確認しますね」など、まさに日本の接客そのもの。

彼にはMUJIデリー店の事(顧客層やお勧め商品等)について質問しました!

デリー店には15~20名のインド人スタッフが働いています。
インドでの商品数は2,700点程。日本では7,000種類以上の商品数なのでまだまだ少ないですが、今後増やしていく予定ですよ。

Ahmedさんおすすめ商品は「BUTTON DOWN SHIRT(ボタンダウンシャツ)」
オーガニックコットン使用の綿100%という素材のこだわりから、襟元がきちんとボタンで止まっていて型崩れしづらい点がお勧めなんだそう。

実際に僕が着ているシャツの色違いですよ。着やすくて洗濯しやすいのが気に入っています。インド人のお客さんからも人気の商品のひとつですよ!
実際にAhmedさんも着用していることもあり、説得力あり!



今回のお買い物はコチラ!

今回は暑い夏場に履けるサンダルを購入!
8月初旬に訪れたのですが、雨季の時期で夏物商品は最大70%セール中でした!
定期的にセールも行っているようです。

購入したサンダルはデザインが好きで選んだのですが、偶然にもインド綿使用!インド人の職人が手編みして作られた商品でした。選んだ時店員さんも「これはインド産なんだ!選んで貰えて嬉しいよ」と喜んでました♪


無事にお会計が終了。
丁寧に商品を袋に詰め、「Thank you!!」と笑顔で商品の入った袋を渡してくれます。
最後までホスピタリティ溢れる対応に大満足!
買い物袋は日本でも馴染みある紙袋でした。

日本でお馴染み「MUJIパスポート」スマホアプリもインドで開始されています。
レジでお会計を待つ間、スタッフがアプリの紹介をしてくれました。
こういう所も、まさに日本そのもの!




最後に

インドでも存在感を広めているMUJI(無印良品)
いかがでしょうか?

日本で購入する時と比べるとやや高めですが
安定の高品質で、商品数も豊富で充実しています。

日本人に馴染みあるMUJI商品がインドでも手に入るのは嬉しいですね。
ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

インドで感じる無印良品(MUJI)は日本人の私にとっては、とても嬉しく毎回感動。デリー、バンガロール、ムンバイ、ノイダにあるので、ぜひ近くを訪れた際にはいってみて下さいね!

店舗情報(MUJI 無印良品)

■ デリー店舗情報(MUJI / 無印良品)

営業時間:月- 日 11:00am – 9:30pm

場  所:02A & 02B, Ground Floor, Multiplex Block Building, Select Citywalk Driveway, Saket District Centre, Sector 6, Pushp Vihar, New Delhi, Delhi 110017
電  話:011 4056 6955

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