インドや海外に行く人に絶対に知っておいてほしい感染症「デング熱」
今回この記事では
①デング熱の症状や原因
②現地での診察方法や治療法
③気を付けるべきポイント などを徹底解説します!
私のリアルな経験を踏まえながら、今回はデングについて徹底解説!
Youtubeでの解説動画(デング熱)
血液検査の様子なども臨場感たっぷりでお届けします!
デング熱とは?
デング熱とは、デングウイルスに感染した蚊(「ヒトスジシマカ」「ネッタイシマカ」の2種類の蚊)に刺されることによって感染する感染症で、アフリカ・アメリカなどの熱帯・亜熱帯地域で多く見られる感染症。
最近では特に東南アジア、インド、ブラジル、メキシコ等で患者数が多くなっていると言われています。
ここ10年で劇的に感染が拡大、全世界では年間1億人が発症しています。
デング熱の主な症状
デング熱は蚊に刺されてからすぐに発症するわけではなく、発症までの潜伏期間は3~7日程度と言われています。
<主な症状>
・38~40℃の発熱(約 3~5日で解熱傾向)
・頭痛や目の裏の痛み
・筋肉痛、関節痛
・吐き気、嘔吐など
デング熱は多くの場合は1週間程度で自然に回復します。
ただし、症状が重篤化(じゅうとくか)した場合は、肝臓の腫れや血小板の減少、消化管や鼻からの出血といった症状を示す「重症型デング」という状態になることがあり、血小板数が2万以下に低下すると輸血が必要と言われています。
最悪な場合死に至る可能性もあるため注意が必要です。
実際に骨がずっと強く叩かれている状況で辛かったです…泣
デング熱 絶対にやってはいけないこと
発熱に対して解熱剤を使ったり、頭痛に対して鎮痛剤を使ったりなどの症状緩和、対症療法が中心となります。
デング熱の治療で気を付けてほしいのが次の2点!
①自己判断で市販の薬を使うのはNG
デング熱の時には出血傾向を助長する薬の服用は避けなければなりません。
薬によっては出血症状のリスクを高める可能性があるので危険です。
解熱鎮痛剤(ロキソニン・バファリンなど)も服用は危険とされていたりと服用NGな薬も多いため、自己判断せず必ず医師に診察してもらいましょう!
②とにかく水をたくさん飲む!
デング熱を発症すると、極度に血小板が下がります。
血小板を増やすためにはとにかく水を飲む事が大事!
飲み物も辛いくらいしんどいですが、しっかりと水を最低2リットルは飲み続けるよう心掛けて下さい。
デング熱 予防&対策は?
ただし屋内・屋外対策をしっかりと行うことである程度予防できると思います!
屋内対策
デングウイルスを保有するネッタイシマカは、通常屋内に生息しています。
具体的には、戸棚やベッドの下、カーテンの裏、浴室などの暗くて涼しい場所を好む傾向にあります。
旅行などで発生地域を訪れた場合は、こうした場所に殺虫剤を吹きかけて蚊を駆除したりとしっかりと対策を行う事をお勧めします!
屋外対策
屋外対策として服装は大事!
日中に屋外で過ごす時には
・肌を露出しない長袖、長ズボンを着用する
・素足でのサンダル履きを避ける
・露出する部分には虫除けスプレーなどを使い、蚊を寄せ付けないようにする
日本から持ってきた方がいいもの
もし海外でデング熱を発症したら…
場所によっては近くにスーパーなどない可能性もありますし、口に合う食べられるものもあるか不明。
万が一の場合に備えて、日本からウィダーインゼリーなどの栄養補助食品やポカリスエットなどの粉末があると安心です。
【実録】リアル体験!発症から現地での治療まで
その時の症状やインド現地での診察・検査(遠隔医療サービス)について動画で具体的にまとめました!
実際に検査時の様子も記録しているので、臨場感あるレポートになっていると思います!ぜひ合わせて動画ご覧くださいね。
最後に
今回はデング熱について、実体験を基にまとめました。
私自身デング熱を体験して、本当に辛く大変な日々でした。
「同じ思いを出来るだけしてほしくない!」
もし発症しても、いざという時に少しでも役に立てればと思い、今回記事&動画をまとめました。
少しでも動画が役にたつと嬉しいです。