「インドの映画館で映画を楽しもう!」
インドは世界最大の映画制作国!
毎年1,700本を超えるインド映画が制作されています。
今回は、実際に映画館へ行った様子をレポートします!
Youtube動画での解説(映画館レポ)
臨場感あふれる動画となっているので、ぜひこちらも合わせてご覧下さいね♪
今回の映画はこちら
■Super30(スーパー30)あらすじ
Vikas Bahl監督、Hrithik Roshan(リティク・ローシャン)主演。
インドの実話を基に映画化された映画です。
舞台はビハール州パトナ(Patna)、主人公は数学教師・Anand Kumar氏。
Anand Kumar氏は自身と同じく経済的な家庭の事情から勉強の機会を与えられない子供達を救いたいと毎年30人を選抜し、授業料・宿泊費を無料として機会を提供。
生徒全員をインド最高峰であるインド工科大学(IIT/Indian Institute of Technology)に合格させるという実話。
まずはチケット購入!
日本と同じく、店頭・ネット予約どちらも可能!
ネット予約の場合、映画運営会社・PVRのHPより予約する事が出来ます。
1997年より始まり、現在インドの21州で795以上のスクリーンを運営しています。
ちなみに、本社はグルガオン。
※PVRHP「ABOUT US」より参照
映画館は週末は特に混んでいます。しかも人気映画だと予約不可!事前に予約することをお勧めします。
インドのチケットは格安!150ルピーから(約240円~)
インドの映画チケット代の相場は150ルピー~(約240円)から2,000ルピー以上(約3,200円)まで幅広!
最安チケットだと、日本の映画チケットと比べると格安!
インドの映画館では、後ろの席が高くなります。
映画館によっては、独立したプレミアムシートやカップルシートなどもあります。
実際にプレミアムシートで鑑賞した友人に話を聞くと、大きなリクライニングシートでゆったりとしてリラックスして映画を観れるとか!
週末は混みやすく、映画館によっては希望の席が埋まってる可能性も高いので早めの予約をお勧めします!
事前予約がお勧め!ネット予約可能
日本と同様に、インドでも事前にネットで予約が出来ます。
PVRのHPを検索すると、上映している映画一覧があるので、気になる映画をクリック!
上映場所や時間などを確認し、問題なければ予約画面へ。
実際の予約画面はこんな感じ。
観たい映画を選び、座席を選択し、ネットでオンライン決済と5分程で完了!
最後にQRコードが出てくるので、キャプチャなど取り保存しておきましょう。
店頭でも購入可能!
店頭でも購入可能!
映画館にもよりますが、窓口で購入する場合もあれば、写真のように自動で購入できる場合も。
今回はCHA NA KYAモールのシネマへ!
今回はデリー中心部にあるショッピングモール「THE CHA NA KYA」にやってきました!
THE CHA NA KYAは高級感ただようおしゃれなモール!「Most Admired Shopping Center」など数多くの賞を受賞しています。エルメスやシャネルなどの国際高級ブランドをはじめ、インディアブランドも多数!以前記事にもまとめているので合わせてご覧下さいね♪
上映30分前、いざ映画館へ!
The CHANAKYAのフロアはこんな感じ。高級感漂っています。
右奥に進むと、映画館の入り口が見えます。
「PVR」と書かれた場所が目印です。
入口に近づくと、スタッフが丁寧に扉を開けてくれました!
グランドフロアにいたスタッフに、映画館会場がある3階を案内され、エレベーターで向かいます。
入るとすぐにカウンターがあり、映画待ちのインド人で溢れていました。
待合室もあり、開場まで待っているカップルの姿も。
THE CHA NA KYAの映画館は少しゴージャスなつくり!
「まさに映画館!」という感じで、思わずテンション上がりました(笑)
映画のお供・食べ物&飲み物も充実!
日本の映画館と同様、基本的に持ち込みはNG。
映画館内ではこのように売店が複数あり、
ポップコーンやサンドウィッチなどの軽食やコーラなどのドリンクが発売されています。
なんと、日本人に嬉しい枝豆も!
「LOW CALORIES(低カロリー)」など健康を意識した方向けに販売されている様子。
値段は260ルピー(約410円)でした。
インド人には豆のカレー(ダールカリー)が親しみある事もあり、この看板を目にしたインド人は興味津々で実際に購入していました!
皮つきではなく中身のみを丁寧に出して味付けされていました。もちろん味も◎!
自動オーダー機で注文可能!
映画館の前には≪QUICK BITE≫と書かれたマシーンが複数台ありました。
なんと、この機械で自動オーダー可能!
ポップコーンやパン・ピザなどの軽食やコーラやコーヒーなどのドリンクまでオーダー可能。
オーダー後は、店員さんが注文した商品を席まで届けてくれます。
自動マシーンは、こんな風にタッチパネル式。
支払いもカード決済を導入と、かなりスマートな仕組み!
実際に購入したのはコチラ!
実際はこちらを購入!
Lサイズポップコーン330ルピー(約530円)とLサイズペプシコーラ290ルピー(約460円)でした。
枝豆(260ルピー/約410円)も注文、後ほど席に持ってきてくれるとのこと。
隣の席の人の場合、上映中に食べ物が届いたり、時々届けミスがあったり…といかにもインドらしかったです(笑)
いよいよ映画がスタート!
映画開始10分前。
映画館の入り口近くには映画を楽しみにしている観客が集まってきました!
みんな手には食べ物をもって、今か今かと開場を心待ちにしています。
開始時刻を少しすぎましたが、ようやく開場!
ゲートが開いた瞬間、ぞろぞろと勢いよくスクリーンがある会場へ向かっていきます。
今回の会場はこんな感じ!
1列22席、A~R列(18列)の合計393席。
シートも会場の壁も全て赤で統一された会場で、まさに映画館という雰囲気でした!
映画開始前:企業CMなどが放映
映画開始前、日本では公開間近の映画予告が流れるのが一般的。
インドでは主に企業広告が放映されていました。
流されていたのは大手飲料企業や宅急便、バイク、浄水器やNETFLIX、携帯電話など様々!
開始直前:全員で国歌斉唱!
映画の開始直前、画面にインド国旗が写りました。
次の瞬間、みんな一斉にビシッと立ち上がりました!
誰一人座っている人はいません。
国歌が流れ、全員で国歌斉唱。
52秒ほど歌い、終えたらまた着席しました。
流れる52秒間、全員起立することが義務付けられています。
ビジッと整列して、大人も子供も国家を歌っている姿は圧巻…!国民意識が高まりますね。
いよいよ映画スタート!
今回の映画は、英語字幕なし。ヒンディー語のみでした(笑)
放映中、面白い時には「ワハハ!」と大きな声を出して笑ったり、近くの人と話をしているインド人の自由な姿が印象的でした。
前半終了: Intermission(休憩)へ
インドの映画は平均3時間ほどあるのが一般的。
途中で休憩が10分程あります。
「これからどうなるの!?」というちょうどいいシーンで急に「INTER MISSION」と画面に表示され、休憩へ。
トイレに向かったり、食事のオーダーをしたりと自由に過ごしています。
約10分後、いよいよ後半戦スタート!
3時間の映画上映、終了!
約3時間の映画が終了!
エンドロールで余韻に浸るのかと思いきや、終わると同時にそそくさと席を立ち出口へ向かう人が多く、驚きました。
今回の映画館では、出口はこのような感じ。
各国の映画のポスターがかっこよく貼られています。
興味あるポスターにじっくりと目をとめているインド人の姿も。
毎週水曜はレディースday!
インドでも毎週水曜はレディースデーのようです!
映画館内のパネルには、このようなレディースデーの案内がありました。
女性はクッキー(1枚)とコーヒーが無料など特典があるようです。
顧客満足度アンケートも!
PVRの館内には、顧客満足度を調査するアンケートが設置されていました。
特に、フードコートやチケット売り場で見かけました。
タッチパネル式でただクリックするだけなので、気軽に回答する事が出来ます。
顧客満足度を調査しようというこのような取り組み、素敵ですね。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回はインドの映画館についてレポートしました!
映画館で見る映画は迫力もあり、臨場感が増すように感じます。
インド映画の本場、ぜひ観に行ってみて下さいね!
店舗情報(THE CHA NA KYA)
■THE CHA NA KYA 店舗情報
住所:HEAD TO 13A-16D, Tikendrajit Marg, Chanakyapuri, New Delhi, Delhi 110021
営業時間:Monday – Sunday 11am – 9pm
関連動画(Youtube)
臨場感あふれる動画となっているので、ぜひこちらも合わせてご覧下さいね♪
関連記事(映画)