「インドで日本の映画が楽しめる!」
2017年より毎年実施されている「インド日本映画祭」をご存知ですか?
インド最大規模の日本映画イベントなんです!
今年で3回目となるインド日本映画祭へ行ってきました!
インド日本映画祭(Japanese Film Festival in India)とは?
インド日本映画祭(Japanese Film Festival in India)とは、国際交流基金主催の映画祭。
「インドにおける日本映画の認知度向上・日本映画のファン層拡大」を目的としているインド最大規模の日本映画イベント!
デリー・グルガオンを皮切りに、インド全国 7都市で最新作や話題作など25作品の日本映画を上映。
2017年より実施され、2019年の今年は3回目を迎えるインド日本映画祭。
なんと今年度は、前年以上に規模を拡大し実施中!
インドでは2019年9月27日(金)~2020年2月16日(日)まで各地で上映予定です。
記事の終わりに今後の公開スケジュールを記載してるので要チェック!
「日本と世界をつなぐ場をつくり、人々の間に共感や信頼、好意を育くむ」を目的に国際文化交流を行う日本唯一の専門機関。
東京本部を始め、世界24カ国25拠点と国内2つの附属機関と支部(京都)があります。
詳細は国際交流基金HPへ
今年は「天気の子」で新海先生がインドへ!
今回のインド日本映画祭のオープニング作品は、新海誠監督の最新作「天気の子」
ラジャスタン州に住むインド人の少年が、同国での『天気の子』劇場公開を求める署名活動を行った事がきっかけだったとのこと。
結果、なんと約5万6000人からの署名が集まり、この期待に応える形でインドでの一般公開が決定!
公開日には同作の監督・新海誠氏がデリーの劇場へ登壇し、約350人のインド人ファンと交流したとのこと。
今回の公開を後押ししたのが、西部ラジャスタン州に住むディビッシュ・パンチョリくん(16)が始めた署名活動です。
幼いころからテレビで日本のアニメに親しんできたパンチョリくんは現在、高校2年に当たりますが、将来はアニメ監督になることを目指しているといいます。
中でも、新海監督の作品、「君の名は。」の映像の美しさやストーリーに感動したということで、「新海監督の作品に出会って人生が変わりました」と話しています。
〈中略〉
パンチョリくんは、ことし2月、「天気の子」の映画館での公開を実現しようと、インターネットでの署名活動を始めました。4月には署名が2万人を超え、活動を知った新海監督がツイッターで、「インドで公開できればとてもうれしいです。1人では決められませんが、配給会社と相談します。皆さんの熱意に感謝します」などと応じていました。
そして、署名が5万6000人を超えた先月、配給会社がインドの20の都市で一般公開することを決めました。
パンチョリくんは、「本当に実現するとは思わず、信じられないくらいうれしいです。待ちきれないですし、インドのファンにも見てほしい」と話していました。ーNHKニュース「インドで日本映画祭 新海誠監督も会場訪れファンと交流」より抜粋ー
そして「天気の子」も10月11日からインド20の都市で一般公開!
ちなみに、日本のオリジナルアニメ映画がインドで一般公開されるのは史上初。
これからますますインドにおける日本の映画のプレゼンスが上がっていく予感!
インド国際映画祭へ行ってきた!
今回はデリー・グルガオン最終日の映画祭の様子をお届けします!
最終日に選んだ映画は「ザ・ファブル」
公式映画サイト「ザ・ファブル」より引用
2014年より週刊ヤングマガジンで連載開始した南勝久氏による人気コミック。
「今、いちばん面白い!」と評判を呼び、海外と日本のトップクリエイター陣によって2019年6月に映画化へ。
世界的アクションの江口カン監督と日本トップクラスのアクションチームがタッグを組んだ作品。主演は日本を代表する俳優・岡田純一。
どんな相手でも6秒以内に殺す。
“ファブル(寓話)”と呼ばれる謎の殺し屋(岡田准一)は、裏社会では誰もが「伝説」と恐れ、その存在の真偽さえ訝しがられる男。“ファブル”を育てあげたボス(佐藤浩市)は、あまりにハイペースで仕事をこなし続ける彼に、ある指令を与える。「一年間、一般人として普通に暮らせ。休業中に誰かを殺したら、俺がお前を殺す」
殺しを封じられたアキラは、一般社会の<日常>や<普通>をまったく知らない。
そんなギャップ萌え甚だしい主人公が、初めて見つけた“殺しの力”の意外な使い道とは――?
ド肝を抜くアクション、ハッピー過ぎる笑い、最後はまさかのグッとくるドラマまで用意された型破り救出ミッションエンターテイメント。-公式映画サイト「ザ・ファブル」より抜粋ー
2019年6月に日本で公開で、インドにいる身としては観れず残念に思ってたのですが、こうしてインドで放映されるなんて感激…!
開催場所の【アンビエンスモール@グルガオン】へ!
グルガオンのアンビエンスモールへやってきました!
インディラガンディー国際空港から車で約20分というアクセスが良い人気のショッピングモール。
映画館PVRも併設されています。
グルガオンの中でも人気のショッピングモール!
全フロア200以上の店舗があり、平日&週末問わず賑わっています。
2019年2月にはインド初!パリの老舗パン屋〈PAUL〉もOPEN!
まずは受付!チケットをゲットしよう
日本を象徴する扇と日の丸のデザインがある看板が目印!
このような看板の近くに受付があるので、早速受付を行います。
受付にはJFFの担当者がいて、まず記入シートを渡されます。
氏名や電話番号など必要事項を記載して受付をしましょう!
ますます映画が楽しみになります♪
無事にチケットを手に入れました!
半券まで可愛くて、テンションが上がります♪
映画と言えば、ポップコーン&コーラ!
しっかりと食べ物&飲み物を用意して準備万端!
いよいよ映画館へ!
座席は決められていないので、いい席が取れるように上映10分前に中へ!
スクリーンにはJapanese Film Festivalの画面が映し出されていました。
上映前には、インドでの映画館恒例の国歌斉唱!
スクリーンにはインドの国旗が映し出され、みんな一緒に国家を斉唱します。
国歌斉唱後は、いよいよ映画スタート!
ぜひ参考にされてくださいね!
上映後はアンケート!素敵な記念品も!
映画鑑賞後は、場合によってはアンケートが実施されます。
主にインド人向けのアンケートですが、日本映画の関心度を図る15前後の質問に答えるような内容でした。
アンケート実施後は、記念品のプレゼント!
映画フィルムをモチーフにした日本の鶴が印刷されたシャツ!
サイズもS~Lまで選べて、生地もしっかりしていて素敵!
これにはインド人もビックリ、感動していました。
記念品もシャツやトートバック等があったとのこと!
使う度にこの映画祭の事を思い出しますね!
気になる!インド人の反応は?
観客の大多数はインド人!
主催者である国際交流基金のご担当者に聞いた所、デリーとグルガオンで多少配分は異なるものの、今回の映画祭の観客のほどんどがインド人とのこと!
実際に映画館内も約8割近くがインド人でした。
特に、新海誠監督が参加した初日は参加希望者が殺到し、事前登録で抽選で選ばれた方中心に鑑賞できたとのこと。
また、週末のデリー地区の映画祭には人が溢れるほどだったとか!
映画開始前には、こんな風にインド人の観客が会場前で待っていました。
インドでの公開スケジュール
2019年の今後のインドでの公開スケジュールはこちら!
【開催日程】2019年9月27日(金)~2020年2月16日(日)
【場 所】
デリー:9月27日~10月6日 Select City
グルガオン:9月27日~10月6日 Ambience Mall
チェンナイ:11月8日~17日 PVR Cinemas, VR Mall
グワハティ 11月15日~17日 Dona Planet Mall
バンガロール12月6日~15日 Forum mall, Koramangala
ムンバイ 1月17日~26日 Maker Maxity Mall, BKC
コルカタ2月7日~16日 Mani Square Mall
国際交流基金プレスリリースより参照
お近くにお住いの方はぜひ足を運んでみて下さいね♪
インド人の方と日本映画を楽しむ…最高の時間です!
最後に
今回は第3回目となるJapanese Film Festibalについてご紹介しました!
いかがでしたか?
来年2月までインド各地で実施中!
また、2020年も映画祭実施とのことで、今後も楽しみですね。
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