【五感で味わうインド創作料理】デリーの隠れ家《in-Q/インキュー》でワンランク上のインド料理を楽しもう

「五感で味わう創作インド料理」をご存知ですか?

インドには数えきれない程のインド料理レストランがあります。
今回はデリーで最近リニューアルしたインド創作料理「in-Q」をご紹介します!

こちらのお店は、10周年記念で夫とディナーを味わってきました!食に精通しているプロのインド人友人イチ押しのお店でもあります。
今回は来店時の様子をレポートします!



In-Q(インキュー)とは?

インド創作料理レストラン《In-Q》は知る人ぞ知るインド料理の名店です。
In-Qの料理長・Aditya Kumar Jhaさんは、2010年にタイでオープンした「ガガン(Gaggan)」という世界的に有名なインド料理レストランでシェフを務められていた方。
ガガンでの料理の名残が素晴らしく反映されており、料理長の独創的な調理テクニックと国籍問わず味わえるクオリティの高い料理の数々は見どころ!
※ちなみに、ガガンはAsia’s 50 Best Restaurantsで2015年・2016年に2年連続で1位に輝いたほどの有名レストラン!

In-Qは以前「世界のインド料理」としてご紹介した《indian accent》が以前あった場所と同じロケーションなんです!
ガガンと同様、indian accent も2019年にAsia’s 50 Best Restaurantsに選ばれた最高のレストランで、最高に美味しいインド料理が味わえてお勧めです!

【世界一のインド料理】イメージが180度変わる!最高のインド料理《indian accent》へ行ってきた

レストランに到着!

in-Q(インキュー)はデリーのThe Manor Hotel内にあります。

The Manor Hotelは20年以上も続くデリーにあるホテル
2018年夏より1年間かけて改修を行い、2019年秋にリニューアルオープン!
グルガオン市内中心部から車で約40分、デリー国際空港からは車で約30分ほどの位置にあります。

エントランスにはおしゃれでデザイン性あるオブジェが飾られています。
まるで美術館のような雰囲気!
おしゃれなエントランスを抜け、いざレストランへ!


レストラン内は静かで落ち着きある雰囲気

エントランスを抜けると、優雅でゆったりとした雰囲気が漂う空間に圧倒されます。
レストランではインド人を中心に、家族連れやカップル、ご友人同士など様々な人が楽しんでいました。

まずはメニューを選択!

席に着くと、スタッフが丁寧にメニューの説明をしてくれます。
料理はコースとアラカルトから選択可能(ベジ/ノンベジ)
料理を選んだ後は、アレルギーや苦手な食材がないかなど丁寧にヒアリングしてくれました。

今回はせっかくなので、シェフのお勧めコース(ノンベジ)を選択!
お値段は一人3,300ルピー(約5,300円)でした。



アルコールも充実!シャンパンも味わえます

ビールからワイン、シャンパンからカクテルまで豊富!
インド国内製から他国のアルコールまで、充実した種類が揃っています
お値段は種類にもよりますが、1杯 900ルピー(約1,440円)前後から。

今回はせっかくなので、インド産ワインの代表・SULAのシャンパンをボトルでオーダー!
パッケージも色鮮やかで見ためも可愛いらしいワイン。
お値段は1本あたり4,000ルピー(約6,400円)でした。

SULAはインドを代表するワインで、インド最大のワイン生産地・中西部のナシークで造られています。その美味しさから、超一流のワインのプロファッショナルたちに高く評価されているほど!スパークリングだけでなく、もちろん赤や白もありますよ!



実際に味わったコース料理を紹介!

ここからは実際に味わった料理をご紹介!今回私たちはシェフお勧めのノンベジコース(全14種類)をオーダー!
来店タイミングによってメニュー内容が変更になる可能性もありますが、参考までにご覧下さい!

【1品目】Chocolate~opalys,spiced mint water~

前菜としてやってきたのは、一口サイズのチョコレート。
外は丸型のホワイトチョコレート中身はハープの香り漂うスパイスの冷製スープ
チョコの上には抹茶のような粉がかかっており、香り豊か。
インドのスナック「ゴルガッパ」をベースにしたおしゃれな一品!

店員さんから「一口でパクっと食べてね!きっと驚くから」と言われていざ食べると…あまりの美味しさに感動!
一品目からこのおしゃれさで、これからどんな料理が出てくるのか楽しみになりました!



【2品目】Chaat

次に出てきたのは、クラッカーのような前菜。
香ばしいライスクラッカーの上には、甘酸っぱいクラウンベリーヨーグルトベースのソースが添えられています
歯ごたえあるクラッカーに、酸味や甘味あるテイストが絡まり、あっさりとした一品!

まず、出てきた時のインパクトが凄い!!
お皿に敷かれた石の中から冷たいスモッグがもくもく、その中に料理が隠されていました。まさにイリュージョン!(笑)
味だけでなく演出から楽しめたひと時でした!

【3品目】kuttu

まるで畑の中から収穫されたばかりのような演出での一品!
一口サイズのフライなんですが、実は中身にはアボガドと歯ごたえよいエビのペーストが隠されていました。
皮はカリッと、中身はマイルド&とろりとしていて、最高の組み合わせ!
思わずもう一つ食べたくなる、そんな味わい深い一品でした。

この料理も最高に美味しかった…!見た目から美味しさそそる料理で、手に取った瞬間まるで私が野菜を収穫したかのような気持ちになれました(笑)
中身のアボガドもフレッシュで口触りの良さ◎!!



【4品目】Radish

またしても畑をイメージしたインパクトある一品が登場!
一番下にはリーブのフライ、その上にはマイルドなクリーム・スパイスたっぷりのソースがかかっています。
リーブのソルティさとマイルドなソースが最高にマッチ!

メインを味わった後は、なんと土の部分を演出していた所も味わえます!
この部分は穀物を揚げたもので、お煎餅のようなサクサクとした食感でした。

まさか土の部分まで楽しめるとは…!次々に想像を超える料理の数々で、しかも美味しくてワクワクが止まりません!
これからはどんどんメインに!どんな料理が出てくるのか終わるたびに期待!

【5品目】Green Salada

5品目は雰囲気ががらりと変わり、ひんやりとしたシンプルな一品の登場。
見た目通り、氷で冷たく冷やされた缶詰が出てきました。

スタッフが丁寧に蓋をあけると…中には色鮮やかな冷製スープが登場!
ほどよく酸味あるソースに、丸いラディッシュが絡まったシンプルな一品。
さっぱりした味わいで、美味しく味わいながら口の中がリフレッシュ!

プレートが差し出された時「な、なんじゃこりゃ!?」とビックリしました(笑)美味しいのはもちろんのこと、こういう演出もあるんだとすごく感動して、より味わい深い一品でした!



【6品目】Gobhi

次は見た目鮮やかでおしゃれなコチラ!
もっちりとした皮の中には、カリフラワーやジンジャーなどで作られたマイルドなソースが隠れていました。
周りにはほどよい甘さ感じる粉が散りばめられており、ソースを付けるとより一層味わい深い一品に変身!

この料理は定番のインド料理を独自にアレンジしたとのこと!もはや元のインド料理が分からない程おしゃれで美味しい!
シェフの手によってこんなにも味わい深い料理に変わるなんて…感動!

【7品目】Sambar

こちらは南インドで朝食として親しまれている料理・Idli (イドゥリ)をアレンジした一品
Idli(イドゥリ)は豆や米の粉やスージなどから作られる蒸しパンで、南インドの代表料理です。
丸形の白いのは豆やお米から出来ていてもっちりとした食感、周りには野菜やレンズ豆が散りばめられていました。

「色鮮やかで綺麗…!」と感動していると…

スタッフが丁寧に温かな「サンバ」というスープを注いでくれました!
マイルドなスープにサクサクとした具材が良くマッチしていて、不思議と後からスパイスが香ってきます。
あっさりとした味わいで、スープが口の中でふわっと溶けて、美味しくて止まらない一品!

このスープ、本当に美味しかった…!時間が経つにつれ、サクサクとした具材にスープがしみ込んでもっちりした食感に変わっていくのも最高に美味しかった…!朝食に食べたい一品でした!



【8品目】Lamb dumpling

見た目も可愛いこちらの一品!
外はカリっと揚がったライスに、スパイス香るラムのペーストがたっぷり
小さな一品ながらも、歯ごたえや味わい深く、ボリューミーな一品です。

下に飾られているグリーン=緑で、まるで野原から卵を取るような見た目鮮やかな一品!
料理自体はシンプルで小さいものの、しっかりと味わい深く一口で大満足の一品です!

【9品目】Barramundi ~Fish~

こちらの料理は、一見お肉料理に見えるものの…実は白身の魚料理!
香ばしくカリッと焼かれた白身に、程よくスパイスの効いたカレーソースが白身のたんぱくさを引き立てます
不思議と後からスパイスがすっと口の中に広がる最高の一品!

これは日本人の口により合う一品ですね!個人的に、北インドではあまり魚を食べないので、久しぶりに美味しい白身魚を味わえて日本を思い出した一品でした。まさに和×インドの最高のハーモニーや!(笑)



【10品目】選べるメイン料理①:lamb chops

いよいよメイン料理の登場!
こちらはラム料理で、カリッと焼かれたラムの上には、甘くて酸味の効いたマンゴーソース
お肉の隣には、ハート型のクラウンベリーソースも!
ラムはナイフ不要な程柔らかく、臭みも全くなくジューシー!
さっぱりとしたソースがお肉の脂身と調和してあっさり頂ける一品です。

私、実はラム苦手なのですが、このラム料理は最高に味わえました!ラム特有の臭みも一切なく、周りのソースも味わい深くとにかく美味しかった…!

【10品目】選べるメイン料理②:chicken~chunky tomato gravy~

こちらはチキンのメイン料理!
トマトとスパイスをじっくり煮込んだスパイシーなカレーと共に頂きます。
チキンはふわっと柔らかく、スプーンで切れるほどじっくりと煮込まれています
トマトの酸味が効いてて、もっちりとした何とも相性◎!さっぱりと味わえるメイン料理です。

見た目はこってりしてるけど、すごくさっぱりとした一品!
トマトにはリコピンがたっぷりで肌にもいいし、特に女性におすすめですよ!



【11品目】coco curry

こちらはグリーンアップルのジュレ!
周りに散りばめられている白いパウダーはチリで、口の中に入れると冷たくてさっと溶ける不思議な食感!
黄色のパウダーはスナックで、サクッとした軽い味わい。
この3つを一緒に食べると、甘い味わいだけでなく、サクッとした食感や冷たい温度などのミックスが味わる、何とも不思議な一品です!

食感と言い、味わいと言い…これは今までに味わった事のない料理でした!
見た目からは想像できない美味しさで、あまりに美味しすぎてパウダー全部味わい尽くしてしまった程(笑)

【12品目】air dried halwa

こちらはインドの伝統菓子・クルフィをベースにアレンジした一品!
周りはお餅を連想するようなもっちりとした皮で、中身はミルクベースのクルフィを使用しており、全体的にあっさりとした味わい。
隣にある苺のコンポートが甘さを一層引き立てます

何とも綺麗で色鮮やかな色合い!まさに芸術!と叫びたくなるほど、とっても綺麗な一品でした。



【13品目】snow-balled srikhand

最後にデザートとして出されたのは、こちらの真っ白なデザート。
ムンバイで有名なスイーツをベースに考案したとのことで、名前の通りまるで雪を連想するかのうようなデザート!

店員さんが「コン、コン、コン」とスプーンで少し力を入れながら割ると、中身がふわっと出てきました!
皮の白い部分はアイスのような味わいで、カルダモンとサフロンで味付けされた中身のクリームと、周りのピスタチオの粉と一緒に頂きます。
まるで雪を食べているみたいに、ふわっと口の中で程よい甘さが溢れ出します!

このデザートも過去に味わった事の無いイメージを超えたデザートでした!
写真で見るよりも実物は片手ほどの大きさで、2人では食べきれない程(あまりに美味しくて私はペロリと完食しました(笑)

【サプライズに!】お店から記念日ケーキ!

実はこの日、10周年記念で夫と訪れたのですが…
何とお店からサプライズケーキのプレゼント!
素敵な料理の数々に感動していましたが、このホスピタリティ溢れるサプライズに感動が倍増!

ケーキを用意してくれたスタッフさんにお話を聞くと、わざわざ来店前にケーキを用意してくれたとの事!
記念日は一生に一度の大切な日。こうしてホスピタリティ溢れる対応やサプライズを味わえて、一生忘れられない一日となりました



恋人同士から家族までゆっくり過ごせます!

ここIn-Qは全体として最大約70名程が過ごせる広さのレストランでした。
それぞれどんなスペースがあるのか、ご紹介します!

落ち着いた雰囲気漂う《オープンスペース》

店内は広々としていて、全体で最大80名程がゆったりと過ごせる広さで、大きく2つのエリアに分かれています。

私たちが食事を楽しんだエリアは一番広々としたオープンスペース。
30名程がゆったりと過ごせる広さでした。

奥のブロックには12名が楽しめる広さで、場合によっては貸し切りも可能とのこと。
基本はテーブル席で、奥の席にはゆったりと座って過ごせるソファー席もあります。
人数や好みによってオーダーできるので、ぜひ予約の際には合わせてご確認する事をお勧めします!

プライベート感高い空間!カップルにお勧め

カップルにお勧めなのは、こちらの円形テーブルの席。
2人となり合わせで会話を楽しみながら、食事を味わう事が出来ます
もちろん、ご家族でのご利用もお勧めです!

様々なシーンにも◎ 個室も完備!

完全個室の空間もあります。
個室では最大8名が過ごせる広さで、オープンスペースに比べると非常に静かで落ち着くある空間
接待や家族でのお祝いなど、シーン選ばず利用できる雰囲気です!


雰囲気抜群!一段とおしゃれさ増す空間も

他にも、オープンスペースにはなるものの、より雰囲気のよい空間も!
こちらでは約15名が過ごせる広さで、他の空間とはまた違った雰囲気を味わう事が出来ます。

優雅にアルコールを味わえる《BER》も!

エントランス隣にあるおしゃれなバーも必見!
綺麗にライトアップされており、静かで気軽に一人でもカップルでもお酒を楽しめます。
お食事を味わった後、もう少しお酒を味わいたい方や、会話を楽しみながらおしゃれにお酒を味わいたい大人の方におススメ!


料理長、自ら料理の説明まで!

食事を味わっていると、In-Qのヘッドシェフ(料理長)Aditya Kumar Jhaさんがわざわざ挨拶に来てくれました!
挨拶をはじめ、料理の説明から料理の感想まで丁寧にヒアリングする姿に、さらに感動…!

こちらのシェフは、2010年にタイでオープンした「ガガン(Gaggan)」という世界的に有名なインド料理レストランでシェフを務められていたとか。
ちなみに、ガガンはAsia’s 50 Best Restaurantsで2015年・2016年に2年連続で1位に輝いたほどの有名レストラン!
ガガンでの料理の名残が素晴らしく反映されており、料理長の独創的な調理テクニックと国籍問わず味わえるクオリティの高さに驚きの連続です。

残念ながら、タイにあったガガン(Gaggan)はすでにクローズしたとのこと(聞いた話によると、東京で新たにオープン予定だとか!?)
現在はリニューアルしたばかりで、客層としてはインド人がほとんどとのことでした。
素敵なお店なので、ぜひ日本人の方にも知って欲しいお店です!個人的には、大切な記念日や特別な日にぜひ訪れてほしいレストランですね。

最後に

今回は、最高のおもてなしが味わえるレストラン・in-Q(インキュー)をレポートしました!
いかがでしょうか。

「感動の料理を味わいたい!」
「大切な人と特別なインド料理を味わいたい!」
そう感じられたらぜひ、in-Qを訪れてみてくださいね。

私は今回訪れて、私史上最高のインド料理を味わえました!料理のクオリティの高さだけでなく、スタッフの温かなおもてなしに、最高の時間を過ごせました!大切な記念日にぜひ訪れてほしいレストランですね。



店舗情報(In-Q)

■店舗情報(In-Q/The Manor Hotel)
住所:77 Friends Colony West The Manor, New Delhi 110065 India
※The Manor Hotelに併設されたレストランです
LUNCH – noon to 3:00pmDINNER – 6:30pm to 11:30pmRESERVATION :+91 11 4687 7777

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